運動・ジムが苦手な僕が、道具の力で筋トレを続けてる話

きっかけは、体力の衰えでした

2024年6月ごろ、デスクワークで背中がダルい、痛みを感じることが多くなってきました。体が確実に衰えてきている……。

運動しなきゃなーと思う気持ちはずっとあったのですが、ジムにいくのはどうにも面倒。そもそも、あの雰囲気自体が“自分とは縁のない世界”に思えて、なかなか踏み出せませんでした。

実はその前からストレッチのためにヨガマットは持っていたのですが……ほとんど続かず、しまい込んでいました。

ガチャガチャッという音に惹かれて

そんなときに出会ったのが、ゲームディレクター桜井政博さんのYouTubeチャンネル。紹介されていたのは可変式ダンベルです。

ガチャガチャッという音を立てて重さが変わるギミックに、とてもワクワクしました。筋トレというより、“道具”としての魅力に惹かれた感じです。

可変式ダンベルとトレーニングベンチを購入

調べてみると、可変式ダンベルはいくつも種類がありましたが、選んだのはPYKES PEAKのカラフルなモデル。見た目が気に入っていて、部屋においてもそれほど重苦しく感じません。下記の商品リンクは5kgまでのものですが、自分は10kg(2kgずつ可変可能)のモデルを購入しました。

さらに、トレーニングベンチも追加購入。アジャスタブルといって、ベンチの角度が調整できる機能がついているものを選びました。意外と安く(1万円未満)、部屋の中に置いてもそこまで圧迫感はありませんでした。

シンプルな構造で、フレームは金属製。耐荷重はすさまじく、僕が購入したものでも300kgあります。すごい……この性能だけでロマンを感じます。

実用面でも、このベンチがあるおかげでできるトレーニングメニューが増えたので、これは購入して正解でした。

プロテイン生活と栄養の話

器具をそろえたことで「せっかくだし、ちゃんとタンパク質もとるか」とプロテインも飲み始めました。

そこから少しずつ、PFCバランス(タンパク質・脂質・炭水化物)という言葉も意識するように。気付けば、日常の食事でも「これはタンパク質少なめかな?」と考えるようになりました。(もちろん、守らない日も多いですが……)

いったん、サボりました(2024年10月)

そんなふうにテンション高くスタートした筋トレ生活でしたが、2024年10月あたりから完全にサボりモードへ。いちど風邪をひいてトレーニングしない日が続いてしまい、そこからやらなくなってしまいました……。

再始動!そして、懸垂器がやってきた(2025年4月)

2025年4月、ちょっとしたきっかけで筋トレを再開。やっぱり、動くと気持ちがスッキリするというのは本当です。

ただ、どうにも背中のトレーニングが苦手で…ダンベルでのトレーニングがなんとなく続かなかったので、思い切って懸垂器(チンニングスタンド)を導入することに。

正直、もっと高いと思っていたのですが、意外と手頃価格。中には、折りたたみ式で省スペース設計という商品もあって購入を決断しました。

買った商品はこちら。足が三角に広がっているフォルムで、グリップが赤くて何か良い……!と半ば衝動買いに近かったと思います。

組み立てみたら、思ってたより……デカい

届いて組み立ててみたら——想像していたよりデカい。

購入した懸垂器(折りたたみタイプ)は、広げると土台がやや大きめになるんですね。部屋の一角に設置したら、なんだか家のシンボルみたいになりました。

でも不思議と、見えてるとちょっとぶら下がってみたくなる。

これが意外と、筋トレを“始めるきっかけ”になってくれている気がします。

ちなみに懸垂は、まだ1回もできません…。

道具を整えると、行動も変わるかも

結果的に、「欲しい!」と思ったトレーニング器具をそろえていただけな気がしますが、それでも多少なりとも運動習慣が付いたんじゃないかなと思っています。あと、器具の置き場所を作るために部屋を整えることになり、自然と机まわりも片づいて作業もしやすくなったというおまけ効果もありました。

「筋トレを始める」って聞くと構えてしまうかもしれませんが、実際は「どこに何を置こうかな」みたいなちょっとした変化をすることで、少しずつ自分も変わっていくものなのかもしれません。

おまけ:現在のトレーニング環境(2025年5月時点)

  • 可変式ダンベル(2〜10kg)
  • トレーニングベンチ
  • 懸垂器(チンニングスタンド)
  • プロテイン(1日1〜2回)